日曜日、父が息を引き取りました。
結局自分が父にしてあげられた事はなんだったか考えると娘を会わせてあげられたくらいな気がします。
医者の家に生まれて医者にもならず、親不孝者と言うより心配のかけどおしだったから肺がんを患った後「5年で死ぬ」ってずっと言って20年近く生きてくれたのかと思います。
最後はいつも入院してた病院で写真を撮るのに、その時に限って写真を撮らず、タイミング悪くてゆっくり話も出来ず…。
なんかどうにもならないくらい悲しくなるかなと勝手に想像してたけど、そうはならなかったし。
ただ病院に自分が着いた時はまだ温かかった体がどんどん冷たくなるのが信じられなくて、焼いちゃったけどどこかで見てる気がして、ちゃんとしないと、と思います。
ただ良くも悪くも集中して悲しめていないからなぁと。
そうそう、今どきは煙も出ないでこんがり焼いてくれます。
大きい父も小さくなっちゃったなと思ったけど、骨はずいぶんゴツゴツ残ってて顎なんて完全に残ってました。
自分の葬式に雪を降らすなんて、なんて演出してくれるんだろう？
